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濡れて堕ちて……
第4章 大罪
新村さんの寝室は
殺風景という言葉がよく似合う。
結構、広いのにベットと備え付けのクローゼットがあるだけ。
余計なものは一切ない。
今この部屋には、私と新村さんだけ。
「遮光カーテンじゃないの?」
まだ、真っ昼間。
いくらカーテンを引いてても日の光は入って来る。
電気は消してるけど、お互いの姿はハッキリわかる。
私が押し倒されたベット、その真上に窓があり余計に。
「日の光りで起きたいんです」
「だ、だって。待って!恥ずかし…」
私の服を脱がそうとブラウスのボタンに手をかけた、が
こんな明るいうちからこんな事…
浩一と付き合ってる時はあったかもしれないけど
ここ8年、ずっと夜の真っ暗な部屋の中でだったから
急に全てを見られると思うと恥ずかしくてたまらなかった。
「お願、待っ…」
有無を言わさずブラウスのボタンを全部外され私の胸元をさらけ出された。
「ここまで来て、待ってなんて無理ですよ」
「あっ…」
耳元で囁かれただけで、体が痺れる。
新村さんって、こんな低い声だったんだ。
新村さんの声で鼓膜から快感が走った。
スカートのファスナーもずらされ、私は完全なる下着姿。
可愛い下着を着けてくればよかった、とか
日頃からお肌のお手入れをしとけばよかった、とかそんな考えが頭をよぎる。
恥ずかしさで頭が沸騰しそう。
「肌、白いですね。キスマーク付けたくなります」
やだ…、新村さんに見られてる。
そう思っただけで私の頭は限界だ。
「や、やだ…」
思わず両手で体を覆うように隠したが新村さんにあっさり引き離されてしまう。
「隠さなくても…」
「だって…」
「すっげー、綺麗。このシーツによく似合います」
真っ黒なシルクのシーツ。
真っ黒なシルクの枕に掛け布団。
生活感を感じないこの色のせいで、こっちまで変な気持ちになる。
殺風景という言葉がよく似合う。
結構、広いのにベットと備え付けのクローゼットがあるだけ。
余計なものは一切ない。
今この部屋には、私と新村さんだけ。
「遮光カーテンじゃないの?」
まだ、真っ昼間。
いくらカーテンを引いてても日の光は入って来る。
電気は消してるけど、お互いの姿はハッキリわかる。
私が押し倒されたベット、その真上に窓があり余計に。
「日の光りで起きたいんです」
「だ、だって。待って!恥ずかし…」
私の服を脱がそうとブラウスのボタンに手をかけた、が
こんな明るいうちからこんな事…
浩一と付き合ってる時はあったかもしれないけど
ここ8年、ずっと夜の真っ暗な部屋の中でだったから
急に全てを見られると思うと恥ずかしくてたまらなかった。
「お願、待っ…」
有無を言わさずブラウスのボタンを全部外され私の胸元をさらけ出された。
「ここまで来て、待ってなんて無理ですよ」
「あっ…」
耳元で囁かれただけで、体が痺れる。
新村さんって、こんな低い声だったんだ。
新村さんの声で鼓膜から快感が走った。
スカートのファスナーもずらされ、私は完全なる下着姿。
可愛い下着を着けてくればよかった、とか
日頃からお肌のお手入れをしとけばよかった、とかそんな考えが頭をよぎる。
恥ずかしさで頭が沸騰しそう。
「肌、白いですね。キスマーク付けたくなります」
やだ…、新村さんに見られてる。
そう思っただけで私の頭は限界だ。
「や、やだ…」
思わず両手で体を覆うように隠したが新村さんにあっさり引き離されてしまう。
「隠さなくても…」
「だって…」
「すっげー、綺麗。このシーツによく似合います」
真っ黒なシルクのシーツ。
真っ黒なシルクの枕に掛け布団。
生活感を感じないこの色のせいで、こっちまで変な気持ちになる。