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第4章 深夜のレッスン

蕾を弄られて、一際大きな波が真雪の意識を浚おうとする。

「ぃ、いや…っ、あ…っやぁ…あっあ……っ」

真雪はアルの手を掴んで懸命に首を左右に振った。

「それ、だ…め……のっ」

「…なんで？キュウキュウ…締めて、気持ち良さそうじゃん」

「ふ…っ、い、んっ…い、ちゃう」

「イって、いいよ」

真雪がアルの指を掴んで阻止すると、アルは大きく腰をスライドさせて、角度を変えながら膣内を攻め始めた。

「は…っ、だ、めぇっ…、アルが、」

「俺も、もうイク…っから」

アルが苦しげに囁いて何度も真雪を突き射す。真雪は全身でアルを受け止めながら、それでもやはり首を横に動かした。

アルの苦しみを少しでも癒したいのに

アルはそれを許してくれない。
真雪を翻弄するばかりで、激情のままに真雪を抱こうとしない。

「っあ、は…ぁんんんっっ」

抵抗も虚しく真雪は激しい浮遊感に襲われて全身を硬直させた。
アルはそんな真雪を悩ましげに見下ろしていた。