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告白
第1章
「ね、そうしよ。でないとみんな傷ついちゃうんだよ。それでもいいの?」
康平君だけに辛い思いをさせていることに負い目を感じたのは確かだった。
「康平君……本当に誰にも言わないと約束してくれる? 香奈ちゃんと今まで通り付き合ってくれる?」
「うん、約束する……」
「本当に香奈ちゃんだけは悲しませないって……」
「うん、本当に……」
だったら……。
私は静かにうなずいてしまった。
香奈ちゃんを悲しませたくない。
あんなにも康平君を愛している香奈ちゃんが、康平君から本当のことを告白されたら……。
康平君がまた私の体に被さってきた。
心地よい重さを感じながら、また求められるがまま、唇を合わせ、舌を絡ませた。
私が香奈ちゃんの幸せを守らなくちゃ。
守って見せるわ。
康平君だけに辛い思いをさせていることに負い目を感じたのは確かだった。
「康平君……本当に誰にも言わないと約束してくれる? 香奈ちゃんと今まで通り付き合ってくれる?」
「うん、約束する……」
「本当に香奈ちゃんだけは悲しませないって……」
「うん、本当に……」
だったら……。
私は静かにうなずいてしまった。
香奈ちゃんを悲しませたくない。
あんなにも康平君を愛している香奈ちゃんが、康平君から本当のことを告白されたら……。
康平君がまた私の体に被さってきた。
心地よい重さを感じながら、また求められるがまま、唇を合わせ、舌を絡ませた。
私が香奈ちゃんの幸せを守らなくちゃ。
守って見せるわ。