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告白
第1章
私驚いて、抵抗したわ。
「いや、やめて……なんで? どうして? 康平君には香奈ちゃんがいるじゃない?」
「一目見たときから、好きになってしまったんです! 美帆さん! 僕、もう、どうしようもないんです!」
そして、あの瞳で見つめられて、言われたの。
「好きです、美帆さん、美帆さん……香奈ちゃんなんかよりも……」
本当にそう言ったの、信じて、私の作り話じゃない。
いけない、こんなこといけない、康平君、こんなこと……香奈ちゃんに悪いわ……。
何度もそう心の中で思った。
でも康平君の真剣な眼差しに見つめられて、なぜかその目をそらせなかったし、唇が迫って来たときも、逃げられなかった。
「あ、だめ……康平君……」
「いや、やめて……なんで? どうして? 康平君には香奈ちゃんがいるじゃない?」
「一目見たときから、好きになってしまったんです! 美帆さん! 僕、もう、どうしようもないんです!」
そして、あの瞳で見つめられて、言われたの。
「好きです、美帆さん、美帆さん……香奈ちゃんなんかよりも……」
本当にそう言ったの、信じて、私の作り話じゃない。
いけない、こんなこといけない、康平君、こんなこと……香奈ちゃんに悪いわ……。
何度もそう心の中で思った。
でも康平君の真剣な眼差しに見つめられて、なぜかその目をそらせなかったし、唇が迫って来たときも、逃げられなかった。
「あ、だめ……康平君……」