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先輩に××されたい後輩の話
第1章 達也に抱かれたい美香の話
達也は、中3の1学期の終業式の後、後輩の中1の女子・美香から呼び出された。
美香とは無言で会釈を交わす程度の間柄だが、達也は胸がドキドキ。
『可愛いみかちゃんから、呼び出し…。用事は何だろう?もしや告白とか』
そう、達也は後輩中1の美香のことが大好きなのである。
美香の入学式のとき受付をしていて、美香を一目見て目を奪われた。一目惚れというやつだ。

美香は、中1らしく幼い顔だちと幼い体つき。髪はツインテールにまとめ、胸の膨らみは中1並み、体つきは細身だが顔だちや足から肉付きがあることは分かった。
中3男子から見ると中1女子というのは大人と子供の間くらいの歳の差に感じるわけだが、達也は一目惚れした。
以来、美香は達也のオナニーのおかずになった。
『美香ちゃんの幼くて可愛いカラダを抱きしめたいッ!』
これが、達也の念願になった。

さて達也は、校内トップクラスの高身長筋肉質の文武両道ハイスペックイケメンである。
言い寄る女子は数知れず。
しかし達也は、そのあまたの女子からの告白をすべて断っていた。
美香に会う前は
「好みのタイプではない」
というのが理由。
そして美香に会った後は
「美香ちゃん一途(いちず)」
となった。
達也のキャラは、その丁寧な物腰が表すように優しい。好みのタイプは、自分を積極的にリードしてくれる女子である。この男女平等の世の中の申し子的な男子といってよい。

美香は、その積極的な女子なのだろうか?
見た目は、普通のおとなしそうな女子だった。そう、思っていた。
しかしこの1学期の終業式の後、隣りのクラスの女子から
「部活の後輩の子から呼び出しを頼まれた。(告白ぽいので)頑張んなよ」
と言われ、ビックリ。達也が美香の積極的なアプローチにとても喜んだのは、いうまでもない。
なお、この隣のクラスの女子というのは、達也が親しくしている女子。彼女ではない。友人である。その物言いのようすから、彼女のキャラがよく分かるだろう。

呼び出された場所は、校門。
行くと、美香が待っていた。
『今日も可愛いな、みかちゃん』
美香は達也の顔を見ると
「先輩に頼みたいことがあって…。先輩のおうちにお邪魔していいですか?」
その日はというかその翌日の夕方まで、達也は自宅でひとり留守番である。
「い…、いい、よ」
達也はドキドキしながら、答えた。
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