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愛の証明
第1章 ドライブデートの終わりには
 いつもよりも切羽詰まったように服を脱がしあって、また抱きしめあった。唇を合わせ、また舌が絡み合う。
 彼の手が胸をまさぐり乳首をつまんだ。絡み合っていた舌が離れ、耳や首筋を這った。時折唇が吸い付きチュッと音を立てるのが興奮を誘った。
 私も彼の身体を触り、舌を這わせた。
 彼の股のモノに手を伸ばすと、そこはいつもよりも硬く、雄々しく起立していた。
「もう、ゆりの中に入りたい」
 切羽詰まったようにいわれ、私も早く中に入って欲しかった。
「ベッドでしよ?」
 そのまま覆い被さらん勢いの彼にいうと、立ち上がって手を差し出してくれた。その手を取り、私たちはベッドへと移動する。

 ベッドに寝転ぶとすぐに絡み合い、肌を合わせた。
 彼がゆっくりと中に入ってくる。
「痛くない?」
 激しく動けば、ぶつけたところや擦り傷が痛む。いつもよりもゆっくりと私を気づかいながら彼が動く。
「ん……」
 奥までたどり着くと彼が息を吐いた。それがあまりにもエロティックで愛しくて、抱きついた。
 正常位から挿入し、奥まで入ると私を抱き起こして対面座位に移行する。
 お尻を持たれて上下に揺すられ、奥をこんこんと突かれるたびに声が漏れた。
「あっ、あっ……あぁ……」
 私は彼に必死に抱きつくことしかできず、揺れながら与えられている快感に身を任せた。
「ゆりの中……気持ちいい……。ゆり……ゆり……」
 何度も名前を呼ばれ、そのたびに動きが激しくなった。
「気持ちい……あっ、んぅ、イきそう。イク、イク……」
 そういいながら私は早くも達してしまっていた。
 イキ続けながら、早く私の奥深くに彼の熱いものを出して欲しいと強く思っていた。
「んんっ、ゆり……出そう……出すよ」
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