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愛の証明
第1章 ドライブデートの終わりには
 お尻を掴まれグッと奥まで差し込まれると、熱いものが噴き出されるのを感じ、まだ痙攣している膣壁がうごめき絡みついた。
 どくどくと吐き出す肉棒を感じながら、この最高に気持ちがいいセックスの余韻にどっぷりと浸っていた。
「ゆり、愛してる」
 耳元で囁かれた言葉に感極まって、ふいに涙が出そうになる。
 普段はそんな重みのある言葉は恥ずかしがっていわないのに。いってもちょっとふざけるくせに。
「私も、愛してる」
 強く抱きしめられて思い返す。
 転がり落ちているときも、彼は私を話さず強く抱きしめてくれていた。
 愛されているなと心から思う。
 私をかばうことで私よりも多く怪我をしたのに、私の無事を喜んでくれて、足を滑らせたことを怒りもしなかった。
 普段軽々しく聞こえてしまう愛情表現も、実は言葉以上に重みがあったと証明されたように思えて、私は彼を強く抱きしめ返した。
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