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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
少し痛みを感じるくらいの刺激と優しく撫でるマッサージを交互に繰り返す。
愛もすぐに慣れて、身体を捩ることなく身を任せてくれている。
痛みを耐える呻き声と感じて漏らす吐息が、俺の耳から入って股間を刺激す
る。水着を腰から肩へとずらすようなマッサージで、オイルまみれでテカっ
ているお尻に、ますます水着が食い込んでいく。見ている内にムラムラは更
に膨らんでくる。水着越しに昂ったモノをお尻に擦りながら、脇や肩と二の
腕のマッサージを済ませた。

甘さを含んだ声で喘いでいる愛の身体を、仰向けにさせる。喉が渇くのか、
しきりに唇を舐め回していた。
「喉が渇いたかな?」
「・・・う、うん・・・熱くて・・・」
そう言って気だるそうに、顔にかかっている乱れた髪を直している。その仕
草が色っぽい。
俺は用意しておいた飲み物を口に含むと、呼吸を整えている愛の唇にすぐに
押し付けた。ビクッとした彼女に構わず、唇の中に液体を流し込む。
驚いて両手を顔の近くに置いたまま、しかし抵抗せず愛はゴクリと飲み干し
た。続けて2度3度と流し込む。一度舌を絡めるキスを経験しているからか、
彼女の方から舌を触れさせてきた。遠慮することなく俺は、目一杯舌を伸ば
して差し出すと、吸い付き、嘗め回し、甘嚙みさえしてくる。
俺もお返しとばかりに、施術台に寝ている愛に添い寝をして舌を絡めていく。
お互いに腕を相手に回して抱きしめ合い、身体を擦り付け合いながら貪るよ
うにキスをしてしまう。ジュルジュル、チュッチュッとHな音と乱れていく
息の音だけを響かせながら何分も求めあう。

愛の方から唇を離すまでキスを続けた。激しい練習の後の様にはぁはぁと荒
い息づかいをしながら、しかし彼女の表情は満足げに微笑んでいる。
目が合うと上気した頬を更に染めた。
マッサージの続きをすることを伝えると、小さく頷いた。
上半身を起こして後ろに回る。首や肩、そして胸にもオイルをたっぷりと垂
らした。
「疲労を残さない為には、首、肩、胸の各部位の筋肉を解さないといけない
んだ」
そう言って、優しく首や肩を指先で摘まむようにして解していく。
独り言のように、気持ちいい、そう呟いた愛は、力を抜いた上半身を後ろの
俺に預けてくる。
脇から差し入れた両手で胸の膨らみに、そっと手の平を乗せる。


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