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私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
射精したくなる気持ちも我慢する。
今じゃない!もっと気持ちいい場面があるはずだ!待つんだ!・・・
それを信じて耐えた。

「こんな感じで、いい?」
俺の身体を、全て手で洗い終えた愛が聞いて来た。頬が上気し、肩が上下し
ている。
目元もトロンとし始めていて、興奮しているのは明らかだった。
「キス、していい?」
愛を抱きしめて舌を絡めれば、もう何も抵抗できずにされるがままだろう。
本人も分かっているからか、ハッキリと言ってきた。
「だめっ!今日はもうHなことはしないの!」
そう言い切った愛の真面目な表情から、それが本気なのが分かる。
「は~い、分かりました。それじゃ、俺も真面目に洗うから、愛も決して感
じたりしないよね?」
「あ、当たり前でしょ。さっさと済ませてよ」
そう言って俺に背中を見せた。こちら側から洗えと言う事らしい。長い髪を
上でまとめて、うなじが丸見えだ。そこから肩、背中と腰、お尻。そしてす
っと伸びた長い脚まで、均整の取れたスタイルに今更ながら見とれてしまう。
白い肌も綺麗でエロい。
華奢な身体なのにウェストの括れやキュン!と上向きのお尻の膨らみがメリ
ハリを造っていて、かっこいいとも言える。

泡の付いた手を、うなじから肩へ、そして二の腕へと滑らせる。ビクッと大
きく肩を震わせた後、俺の手の動きに合わせて愛の身体はゆっくりと小さく
ビクついていく。
「どうした?・・・感じちゃう?」
「べ、別に・・・くすぐったいだけ!・・・んっ・・・」
「そうだよね。感じたりしてないよねぇ」
俺の意地悪な言い方に、言い返してはこないけれど、身体に力を入れて耐え
ようとしている。俺は腕の内側を下から上に撫で上げてから、両脇にしっか
りと指をあててくすぐるように洗ってあげた。
「やっ!いやっ!止めて!」
笑いながら身体をクネクネと動かし抵抗する。
「あははっ!・・・あん、ねえだめぇ!」
あまりに愛が動き過ぎて、自分のお尻で俺のモノを擦ってしまう。誘ってい
る様なその動きが気持ちよくて、俺もつい擦り付けてしまう。
「やだ!当てないで!」
「愛が動くからだよ。はい、脇は終わり。次はウェストと腰、それからお尻
だよ」呼吸を荒くしている愛のウェストを掴むと、揉むように洗う。腰を撫
でまわし、お尻の膨らみにも両手の平をしっかりと付けて触りまくる。

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