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第1章 水球部　編　（１）

身動きが取れないように抱きしめられたまま、黒川君に耳元で囁かれる。
「あん・・・だめっ・・・ 」
「その甘い声をもっと聞きたいです」
再び左耳を愛撫される。尖らせた舌先が耳の穴に入ってくる。耳全体を口
に含まれ、チュグチュと音を立てて甘嚙みされる。
急激に気持ちよさを昂められる。イク時が近いのが分かる。我慢など出来
ないレベルに一気に押し上げられていく。
言葉が直接脳を刺激してくる。ムズムズする腰を振りたい。彼にしがみ付
きたい。
「ああっあっ！あっ！あんっイクッ！イクゥ！イクイク！ああっああっ
！！！！」
弾き飛ばされるような感覚の後、気が付けばまた彼にキスをされていた。
身体に力が入らない。イカサレてしまった恥ずかしさは感じても、何もで
きずにされるがままだった。胸を触られ始めた。服の上から形を確かめる
ように膨らみを優しく撫でまわし、徐々に揉んでくる回数が増えていく。
指先で細かく揉まれる度に、グングンと気持ちよさが湧いてくる。

「イった時の白石コーチの腰の動き・・・超いやらしいです。何回もビク
ッビクッて跳ねてましたね」
黒川君の意地悪な言葉に、今更でも恥ずかしくなる。まるで恋人同士の様
に頬を撫でながら近づけてきた唇。拒むように顔を背けると、また左耳に
息を吹きかけられた。
「いやっ、だめって言ってるのに！」
目に少し力を入れて抗議しても、懲りない彼は胸を揉み始める。
私の身体は正直に次の気持ちよさを求めている。でも、このまま続けられ
たら、もう私も止まらなくなってしまう。今日はまだ出会って初日。これ
以上は今は、そんな気分だった。胸の上の彼の手にそっと手を乗せた。
「終わりに・・・しよ。恥ずかしいけど、その・・・良かった、よ」

素直に気持ちを言ってお願いしても、黒川君の表情は納得いかないようだ
った。
「白石コーチはイッテるから良いけど、俺はまだこのままですよ」
手を引かれて身体を起こされ、ソファの上に立ち上がった彼が大きく膨ら
んだ股間を私の目の前に突き出した。ピン！と立ち上がったモノが布を突
き破ってこちらに飛び出してくるような迫力だった。
「えっ？・・・」
「このままじゃ辛いです。フェラしてください」
「・・・」