この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
「はぁ、あっはぁはぁ・・・んんっいやっ!」
耳を舐められ甘嚙みされると、その刺激は身体の中を走って下腹部を直撃
した。上半身がビクつき、腰が跳ねてしまう。乳首を摘まんでいる先輩の
手がギュッと膨らみを強く握ってきた。耳の中に舌先が入ってきて、ピチ
ャピチャとHな音を頭の中で響かせる。
意識が飛ばされるような、そんなレベルの気持ちよさが近づいていた。
このままじゃ、変になっちゃう!・・・
朝の自主練習には他の水球部員もやってくるかも知れない。そんなことを
今頃思い出した。
「だめだめだめだめっ、先輩だめぇ!」
このまま気持ちよさに流されたい。そんな身体の疼きを我慢して声を上げ
た。他の人に見られたら恥ずかしい、その気持ちからの抵抗だった。

私の言葉で少しは冷静さが戻ってきたのか、先輩の腕や指から力が抜けて
いった。深い呼吸を何度も繰り返している。
「聖羅・・・興奮しすぎちゃったよ・・・本当にもうプールから上がらな
いといけないよな」
そう言った先輩は溜息を一つ着くと、私を抱きかかえたままプールサイド
まで連れて行ってくれた。腕や脚に力が入らない私を引っ張り上げると、
優しくタオルを肩に掛けてくれる。
膝を抱えながら呼吸を乱している私に代わって、片付けを一人でし始めた。
甘えたい。そう思って私から誘ったことが、先輩を相当興奮させてしまっ
たみたい。勿論私もだけど。
片付け手伝えなくてごめんなさい・・・力が入らないの・・・
申し訳なく思っても手伝うことが出来なかった。

「よし、終わったぞ。立てるか?聖羅」
顔を上げると、黒川先輩が手を差し伸べてくれている。ありがとう、そう
言って手を握った時だった。
「早いのね、二人共」
いきなりの声にハッとして振り返ると、立木キャプテンが綺麗な姿勢でゆ
っくりと近づいてくるところだった。全然気づかなかったのは黒川先輩も
同じようで、驚いた顔をしている。
「朝練をしてるって聞いていたけど・・・聖羅さん、大丈夫?疲れてるみ
たいね、黒川君の練習は厳しい?」
口元だけに笑みを浮かべてじっと見つめられてしまった。いつからここに
いたんだろう、ひょっとして今来たところじゃなかったら、そう考えると
ドキドキしてきた。クールな美少女は、そのイメージ通りな表情で考えが
読めない。必要以上に微笑まず、かと言って冷たさは感じさせない。
/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ