この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立煩悶女学園の憂鬱。
第1章 水球部 編 (1)
立ち上がった私は、先輩の手を握ったまま答えた。
「はい、黒川先輩って激しくって・・・もう手足に力が入りません」
そして、そう言った後さりげなく先輩の腕に身体を寄せてみた。立木キャ
プテンの表情が変わる。美少女さは残したままで、目を細め口角を上げて
楽しそうに笑った。
「そうなの・・・ふふっ、聖羅さんにはね、夏の大会には必ず戦力になっ
て欲しいの。煩悶の秘密兵器って感じかな。そうでしょ、黒川君?」そう
言って小首を傾げる。
初めて見た、立木キャプテンの可愛らしい仕草だった。黒川先輩がデレッ
としたのが、顔を見なくても分かる。
ふ~ん、そんな表情も出来るんだ・・・でも立木キャプテンも黒川先輩の
事を気にしてるって事、これで決定ね・・・そう思った。
キャプテンの黒川君?の一言で、先輩とキャプテンの間には見えない繋が
りが出来ている。2人っきりの練習の時、何かあったんだと、そんな気も
した。

「ああ、そうだね。だからシュート練習をみっちりと練習したよ。聖羅ち
ゃんの個性を生かした技術を身に付けてもらおうと思ってね」
「そうね、ありがと」
そう言って黒川先輩に返事をした時には、既にいつものクールな美少女の
立木キャプテンに戻っていた。
「でも今から朝練?授業は大丈夫?」
「うん、選択が2限目からだから、まだ余裕よ」
そう立木キャプテンが答えた時、私は声をあげてしまった。今日は1限目
から授業を受けなければいけなかったのだ。
「あ~!私1限目から出席しなくちゃ!黒川先輩!ありがとうございまし
た!立木キャプテン練習頑張ってください!失礼します!」
「聖羅さん、ちょっと待って・・・いえいいわ、行ってらっしゃい。頑張
ってね」
「???・・・はい、失礼します」
授業に遅れるわけにはいかない。本気でダッシュしながら思った。
ヤバかったかも・・・立木キャプテン、私の胸をチェックしていた気がす
る・・・
白石コーチからも厳しく言われていたことだった。男子部員と一緒に練習
するのだから、胸のパットとニップレスは必ず付けなさい、と。
立木キャプテンの視線は間違いなく私の胸も見ていた。乳首は感じまくっ
ていた時のように硬くはなっていなかったけれど、それでも分かるくらい
にはポチっていたはずだ。
/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ