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あなたは人類最後の希望です
第1章 たった一人生き残った男子
「ん?」
僕は、思わず目を開いた。
今まで眠っていたのだろうか?しかし、寝起きのような少し眠たいような気は、まったくしない。
気を失っていて、目を覚ましたという感覚なのである。

「知らない天井だ」
とつぶやいたとき、僕は、違和感を覚えた。
「え?ぼ、僕は、いったい誰なんだ???」
僕は、自分が男子で、自称が<僕>であることを無意識に感じているが、それだけである。
自分の年齢も、職業も、家族の名前も顔も、まったく覚えていなかった。

「目覚められましたか?」
女子の声が、した。
見やると、ナース服の年の頃20代半ばくらいの女子が、顔色一つ変えずにたたずんでいた。
「え?」
僕は、そのとき何やら変な気持ちになり、やがて自分の股間に付いている小便を排泄する器官がみるみるうちに膨らんでズコーーーンッ!と立ち上がっていた。
「な?な?なんじゃ、こりゃー!?」

そのとき僕は、自分が全裸で寝ころんでいることに気づいた。
「あ、小便がしたいッ」
僕は起き上がるとトイレの場所を尋ねた。
「この建物には、男子用のトイレがありません。そのバルコニーで用を足してください」
ナース服の女性がそっけなく、言った。彼女は胸がやたら大きく膨らんで、ぶるんぶるん揺れていた。
僕はそのぶるんぶるんを見て、再び小便器官を勢いよく膨らませてしまった。

僕はバルコニーの欄干の前に立ち、小便器官から小便を排泄した。
しゅぱあああああーッ!!!!!
小便器官は謎のエレクトをしていたため、小便は噴水のように勢いよく噴き上がり欄干から外へ飛んでいった。
そこは2階である。
下から
「キャ?何?」
「冷たいー」
「なんだか臭いー」
という女子たちのキャーキャー声が響いた。

小便を済ませると、ナース服の女性が
「今から状況を説明します」
と言った。
僕は全裸のまま、小便器官をエレクトさせた状態のままでベッドに腰かけた。ナース女性の胸は、まだたっぷたっぷと揺れていた。

壁に映像が投影された。
<人類は、今から十年前に突如、男子がいなくなる現象に遭遇しました。社会は混乱し、衰退しました。そして今年の4月、男子が一人生き残っていたことが分かりました。国連本部は彼を保護しましたが、彼は昏々と眠り続けています。彼が目覚めることを切に願う毎日です>
「今日は、7月1日です」
とナース女性。
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