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あなたは人類最後の希望です
第1章 たった一人生き残った男子
「ところで、あなたの名前と年齢を教えてください」
ナース女性が言う。
「え…っと、それが覚えていないんです」
ナース女性は、うーんと考え込んで
「それでは、私が仮の名前を付けましょう。名無しのごんべえでは事務処理が滞りますので。そうですね。うーん…」
彼女は、命名にてこずっているようだった。
「あのう…、こんなのはどうでしょう?珍宝(ちんぽう)という名です」
と、僕が提案してみた。
「はて?それはどういう意味ですか?確かにあなたは珍しい宝ですが…」
「いえ、なんとなく思いつきまして」
「では、チンポウという言い方は長いので、略して<チンポ>にします。いいですか?」
「はい、いいです」
「それではあなたは、今日からチンポさんです」

彼女は器具を取り出した。
「これは、物質の年代測定器具です、これでおおよその身体の年代をみてみましょう」
彼女は器具の先端を、僕の小便器官に押し当てた。
「なぜ、そこに当てるんです?小便で汚れますよ?」
「いえ、ここはふだん外気に触れない部分なので、いちばんいい場所かなと思いまして」
ピピピピ
「出ました。チンポさんの年齢は、13歳です…。あら?チンポさん、どう見ても私と同じくらいの、20ン歳の年齢にしか見えませんけど…。おかしいですね?」
冷たい器具を押し当てられた刺激なのか、小便器官が小さくしぼんでしまった。
「あれあれ?チンポさんの小便器官がなぜか小さくなっちゃいました?あらあら?」
ナース女性は、不思議な表情で僕の小便器官に顔を寄せ、ガン見した。
すると彼女は、指先で僕の小便器官をツン、ツン。
その時彼女の胸がゆらゆら揺れているのが目に入っていたのだが、小便器官が勢いよく膨らんだ。
「あれあれ?不思議ですね…。男子の小便器官が膨らんだり縮んだりするなんて、初めて見ました」
「僕も、不思議に思ってるんです。僕、ひょっとして小便器官の難病なんでしょうか?」
「さあ、わかりません。しかし見たところ、できものもなくきれいですね」
「そうですか」

「あー、暑い」
とナース女性がナース服の胸ボタンを外した。胸の谷間が見えた。僕はそれを見て何とも思わなかったし、彼女も全く動じなかった。
しかし僕の小便器官は、めちゃくちゃ突っ立ってほぼ垂直になった。
「おやまあ?やはりチンポさんの小便器官はおかしいですね?検査しましょう」
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