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孕まされた母さん
第1章 自慢の母親
「ダメ、ダメ・・もうヤメて・・!」

母さんの弱々しい悲鳴のような声が響いていた。

「おばさんの事がずっと好きだったんです!もう我慢できないんです!」

聞き覚えのある男の声だった。

(ん・・?あれは・・木田じゃないか・・?)

驚いた。

信じられなかった。

母さんを襲っている男はクラスメートの木田だったのだ。

(木田が・・どうして?)

訳がわからなかった。

僕は腹痛の為に早退したのだが、木田は学校で授業中の筈だった。

それなのにどうして僕の家に・・?

母さんを襲う為に奴も早退したのか・・?

訳がわからなかったが、今目の前で母さんが襲われているのは紛れもない現実だった。

ソファの影になって、よく見えなかったが、木田は母さんの衣服の上から全身を弄っているようだった。

相手がクラスメートの木田だと知って、ダブルでショックだったが、やはり助けに入る度胸も勇気もなかった。

いや、そんな格好のいいものじゃなかった。

単なる腰抜けか、怖いもの見たさで動けないでいる馬鹿息子だった。

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