この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
性交旅行 のその後
第1章 その後
ゆりさんと旦那さんとの奇妙な関係が始まってから、半年程経とうとしている。
 週に一度、旦那さんの休みに合わせて三人で会うことが当たり前になりつつあり、最初はなんて奇妙な関係なのだろうと思っていたのが嘘のようである。
 会う当日、家まで旦那さんの車で二人で迎えにきてくれて、その後昼食を食べる。これはいつも旦那さんが奢ってくれるので、俺は手ぶらで車に乗り込むことが多い。
 二人は俺のことを普段息子か家族のように扱ってくれる。食事中は仕事はどうだとかうるさくない程度にプライベートのことを聞かれて、暖かい食卓だと思うこともしばしばだ。
 昼食の後、ゆりさんたちの家に帰って一回目が始まる。
 シャワーは浴びたり浴びなかったり。
 俺がまずゆりさんを触り、旦那さんが興奮してきたら、まぁその後は成り行きだ。
 一回目が終わって息を整える頃にはまたお腹が空いているので、ゆりさんが作り置きしていたご飯を食べるか、出前を頼む。
 シャワーを浴びて、場合によっては二回目があって、旦那さんに送られて俺は家に帰る。 ゆりさんはだいたい足がガクガクして歩けないというので、ベッドやソファーの上からお見送りしてくれる。
 これが、三人で会う時のだいたいの流れ。

 たまに、全くセックスがない時もある。
 そういう時はただ食事をして、映画を見に行ったり、ゆりさんの買い物に付き合って、ゆりさんの料理を食べる。
 性欲は満たせないが、一人暮らしにはありがたい手料理が食えるだけでも満足している。

 旦那さんは俺に、ゆりさんと二人っきりでも会っていいというけれど、ゆりさんは二人で会いたがらない。
 会ってもセックスできないから申し訳ないというのだ。
 最初の頃は、中でイケないことに多少なりとも不満はあったが、回数を重ねるに連れて、自分の手でシコるのも、ゆりさんの口に出すのでも、満たされるようになっていった。
 だから、別にセックスだけで会いたいわけではない。
 たまに、無性に不安になるのだ。
/6ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ