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甘美な誘惑、羞恥のエクスタシー
第6章 歓迎パーティー
西崎が朝食をワゴンからテーブルに並べている間にみくは洗面ルームでバスローブを羽織る……昨夜は大胆な行動をしてしまったが、さすがに下着姿で朝食は恥ずかしい。

「ラブホテルでこんなサービスあるんですね?」

西崎の正面に座って、みくがテーブルの上を見回す。

卵とハムをはさんだクロワッサン生地のパンとコーヒー、それにサラダボウルとカットフルーツ……オシャレな朝食だ。

「ホテルの部屋で一緒に朝食って、恋人みたい」

「みたいじゃないよ、僕達は恋人だよ」

期待通りの西崎の言葉にみくの顔がほころぶ。
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