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甘美な誘惑、羞恥のエクスタシー
第4章 まだ終わらない
床にへたりこんでエクスタシーの余韻に浸っていたみくだが、少し落ち着くと急に不安になる。

都合のいい遊び相手と思われているんじゃないか?

そんな思いを胸にしたまま振り返り、ソファーに座っている西崎の顔を見る。

「僕は本気だよ」

西崎がみくの目を見つめる。

「信じていいの?」

「うん」

しばらく見つめ合った後、西崎がみくの横にしゃがんで抱き寄せ、唇を重ねる。

みくは目を閉じて西崎の背中に手を回す。
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