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第11章 お父さんとおばさま

もう一度やるしかない。
先生の目は、あたしの太ももを見つめているから、今度こそは決めてやる。

先生を挑発するように、あたしはスカートの裾を持ち上げた。
太ももが色っぽく見えるように、じわりじわりとずり上げた。
さあ、先生、かかって来い。

先生は飛びついて来た。
あたしは膝蹴りを顔面に炸裂させた。
先生は倒れ込んだ。

しかしその瞬間に、蹴り上げた私の脚を左手で掴み、体をひるがえしてスカートの中に右手を延ばした。

あたしがよろけて手を突いた隙に、一気にパンティをつかんで脱がされた。
なんて、身が軽いんだ。

あたしはすぐさま体勢を立て直したけど、作戦が狂って動揺が走った。
シャツを脱がされたうえに、パンティまで脱がされてしまった。

ちょっとヤバいかなと思ったけど、先生だって、ハアハアと息を切らして、鼻血まで流している。あたしよりもダメージは、はるかに大きいはずだ。

「残り時間、5分です」

女性審判の声が響いた。