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私んちは淫乱家族
第12章 お兄ちゃんとミレイちゃん

お兄ちゃんは、私の鼻息に一瞬たじろいだけど、ミレイちゃんはいつになく強気で、私を説き伏せてきたのです。
「メグちゃん、待って! 今日の私は、お母さんの代理だよ。だからメグちゃん、お願いだから、健二お兄ちゃんに、私を抱かせて! 私を気持ち良くさせて! だってメグちゃんは、いつだってお兄ちゃんに、抱いてもらえるでしょう?」
「う、うーーん、そっかーー、おばさまの代理かあ。でも……私、見ているだけじゃあ、疼いちゃうなあ……、妬けちゃうなあ……」
ミレイちゃんに懇願されて、私はひるんでめげそうだったけど、不満げな私の表情を見て、お兄ちゃんが提案しました。
「じゃあ、ウグイスの谷渡りでいこうか……」
「なあに、それ?」
「二人を同時に相手にするってことだよ。ミレイちゃんを抱いたら、次はメグを抱く。それを交互に繰り返して、三人で楽しむってことだよ」
「ふーん、二人を抱いてキスして、交互に挿れるってこと? そんな中途半端なやり方で、ほんとに満足できるの? 二人を同時にイカせるなんて、お兄ちゃんにできるの?」
即座にミレイちゃんが、拒絶して叫び声を上げました。
「そんなの、ダメだよ!」

