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私んちは淫乱家族
第12章 お兄ちゃんとミレイちゃん

私はちょっと、憮然とした顔をつくろって、お兄ちゃんの反応をうかがってみました。
「そっかあ。じゃあ、お兄ちゃんと私の初セックスは、今夜……かな?」
お兄ちゃんは渋面で返します。
「夜よりも、朝の方がいいなあ。夜はなんだか萎えちゃって……朝なら、朝立ちの勢いがあるから、勃起だって半端ないから……」
「ダメだよ、お兄ちゃん。明日の朝は、月曜日だから。それに、おじいちゃんの誕生日だし……」
私はお兄ちゃんとヤリたいけど、月曜日の朝は、登校前におじいちゃんのお相手をしてあげなくちゃいけないから。
「ああそうか、月曜日の朝は、そうだったな。しかも、おじいちゃんの誕生日か。じゃあ、仕方ないな」
そう言い捨ててお兄ちゃんは、もう、投げやりのセリフです。
「じゃあ、メグとは、しばらくお預けだな」

