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私んちは淫乱家族
第14章 ★★そして次の日曜日★★

「ムリムリ、結婚したらね、新鮮味なんてまるで無くなっちゃうから。何もかもがマンネリになっちゃって、毎日セックスなんて無理だわよ」

「そっかあ。私も、そうなっちゃうのかなあ……」

「がっかりすることなんかないわよ。適当に不倫しちゃえばいいんだから」

「へえ、出会い系サイトとか?」

「ダメダメ、そんなのじゃなくて、自然の出会いが必ずあるから。お隣の旦那さまとか、小学校の先生とか、向かいの窓から覗き見する大学生とか、バーで出会ったお金持ちの老人とか……」

「ふーん」

おばさまの話は、お姉ちゃんにも私にも、とても勉強になりますよ。

「麗子ちゃんは、お友達がたくさんいるでしょう? それに……、健二くんともヤッてるんでしょう?」

その言葉に誘発されて、お姉ちゃんも言い返しました。

「ねえ、おばさま、今日は……お兄ちゃんとヤル気なんでしょう?」

「あらん、麗子ちゃんたら。そのおしゃまな口にキッスしちゃおうかな」

おばさまはお姉ちゃんの唇に軽くキッスをすると、お兄ちゃんの顔をチラ見して、ニコリと笑いました。


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