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私んちは淫乱家族
第14章 ★★そして次の日曜日★★

お姉ちゃんは、おばさまの膝元を見つめて問いかけます。
「おばさまが着ているワンピース、とっても可愛くて素敵だけど、網ストッキングが色っぽいね。もしかして、ガーター用の網タイツなの?」
「ガーターなんて付けないよ、ほら」
そう言っておばさまは、ワンピースの裾をめくりました。
花柄の滑り止めが太ももにピッチリ張り付いて、ガーターなど不要のようです。
おばさまは、さらに裾をめくり上げました。
真っ白い生肌の太ももが、一瞬チラリとあらわになって、お兄ちゃんの呼吸が止まりました。
なにしろ、おばさまは33歳の女盛りですから、肌はつきたてのお餅みたいにすべすべで、太ももは、ジャングルにひそむ大蛇のように引き締まって白く妖艶なのです。
おばさまは、スカートの裾をサッと下ろすと立ち上がり、キッチンに向かいました。
「コーヒーを淹れてあげるわね。インスタントなんかじゃないわよ。挽きたての粉を使ってコーヒーメーカーで淹れるから、香りも味も違うわよ」
「へえー、挽きたてなんだあ」
「そうよ、キリマンジャロだわよ」
コーヒーが熱する間、コーヒーカップのセットを取り出すために、おばさまはリビングのサイドボードへ向かいます。

