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私んちは淫乱家族
第15章 おばさまとお兄ちゃん

お兄ちゃんがパンティの紐を引こうとしますが、おばさまの巧みな手さばきで、決して紐に触らせないのです。
「お、おばさま、挿れたいよー! おばさまの中に、ズブッと、挿れたいよーー」
いきり立つお兄ちゃんをなだめるように、おばさまは身をよじります。
「うふ、健ちゃんたら、まーーだ、ダメだよ。ふふふ」
おばさまは、お兄ちゃんに、先週のようなドジはさせないつもりです。
だけど、今日のお兄ちゃんは、3回戦まで挑む覚悟だって言ってたから、そんな惨めな失敗はしないと思います。
お兄ちゃんは、おばさまをソファーに倒して覆いかぶさり、唇を奪うとディープキッスを始めました。
お兄ちゃんの右の手は、ブラジャーの上からオッパイを揉み、左の手は、パンティの上からお尻を撫でまわしています。
おばさまが、はやる気持ちをそぐように、お兄ちゃんに抱かれながら上体をソファーの背側によじりました。
それを見ていたお姉ちゃんは立ち上がり、素早くソファーに駆け寄ると、おばさまのワンピースのジッパーを下ろして背中を開き、ブラジャーのフックをはずしてあげました。
おばさまは、ふっと笑って、お姉ちゃんにウインクしました。
それは……お兄ちゃんと二人だけの淫靡な世界に、これから入っていくよという合図でしょうか? それとも、獲物を残酷に絡める魔女の、宣戦布告を告げたのでしょうか?
私には、おばさまが白い女豹に見えました。小鹿を捕らえて驕る女豹が、獲物をほふる前の舌なめずりのように思えたのですよ。

