この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私んちは淫乱家族
第16章 来訪者

翔太くんと誠くんはベッドに並んで腰をかけ、お姉ちゃんはイスに、私は壁にもたれて立ちました。
翔太くんは奔放な性格ですから、あけっぴろげに何でもしゃべりかけます。
「今日、朝立ちしちゃってさあ、うっかり射精するとこだったよ」
「しちゃえば良かったのに」
お姉ちゃんが、素っ気なく応じます。
「それじゃあ、麗子ちゃんとさあ……ヤレなくなっちゃうじゃないか」
「あら、私は平気だけど」
「つれないこと言うなあ……。麗子ちゃんは中学校にさあ、彼氏とかいるの?」
「特定の彼氏なんて、いないわ」
「そうだよねーー。麗子ちゃんがスカートめくってパンチラしたら、もう、目が眩んじゃってさあ、誰も逃げられないよね」
言われてお姉ちゃんは色っぽく、ブルーチェックのミニプリーツスカートをめくります。
「あら、こんなふうにかな? こうかしら?」
「あっ、そうそう。あっ、もっと、もっと見せてよ、麗子ちゃん」
翔太くんは、お姉ちゃんの媚態に挑発されて、襲いかかろうとします。

