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私んちは淫乱家族
第19章 メグと誠くん

翔太くんとお姉ちゃんも、すっきりした表情で現れました。

「あら、麗子ちゃん、汗をかいたんじゃないの? シャワーでも浴びてきたらどう? 私のランジェリーを貸してあげるわよ」

「大丈夫だよ、おばさま。下着まで汚したわけじゃないからさあ。わあ、美味しそうな匂いだあ」

お姉ちゃんが、キッチンを覗き込みます。

「私の得意料理ですからね。生肉と生ニンニクのタルタルステーキと、サソリとスッポンのスープに朝鮮人参のガーリック炒めだわ。とっても健康にいいのよ」

おばさまは、料理にスタミナスパイスを振りかけながら得意顔です。

「へえー、おばさまんちでは、毎日こんな料理を食べてるの?」

「今日は、特別だわよ。久しぶりに若い人たちが揃ったからね、しっかり栄養とって、精力つけてくれなくちゃね、ふふ」

どうやらおばさまは、昼食後にお兄ちゃんと完全に3回戦の意気込みです。
もしもお姉ちゃんが、翔太くんと2回戦だとすれば……、
私はまた、誠くんとヤルのかなあ?

でも、お誕生日会が終われば、ミレイちゃんも帰って来るし……
おじさまだって、ゴルフが終われば帰って来るし……


ところでミレイちゃんは、もう、高校生の翔太くんとは、ヤったのかなあ?
おばさまと翔太くんは、ヤッたって、誠くんが言ってたけどね。
お姉ちゃんとおじさまは、どうなんだろう?

ま、いっか。
とりあえずおばさまの料理を食べて、精気を養っておきましょう。


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