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私んちは淫乱家族
第4章 お父さんとお姉ちゃん

お母さんとお兄ちゃんの熱戦は、まだまだ終わりそうにありません。
パコン、パコンと汗にまみれた肌がぶつかり合う音と、果てしない快楽の喘ぎ声が部屋中にこだましています。
はたして何回戦まで、もつれ込むのでしょうか。
お父さんとお姉ちゃんは、鞄を持って玄関へ急いでいます。
靴を履き終えた二人は、名残を惜しむかのように、玄関口で抱き合いキッスをしています。
舌を入れてジュルジュルジュルとディープキッスをしながら、お父さんはお姉ちゃんのお尻を抱き寄せています。
お姉ちゃんは右足を高く上げて、太もも剥き出しでお父さんの腰にからめています。
このままパンティを引き下ろして、立ちセックスでも始めるのかという勢いです。
私はその横をすり抜けて、ランドセルを背負って玄関から出て行きます。
早く行かないと、公園の公衆トイレの横で桃ちゃんを待たしているから。
私は息を切らして、走って行きました。
住宅地を抜けて田んぼに出ると、歩いている人は一人もいない。
みんな学校へ行ってしまったのかな。
田んぼの畔からは、カエルの声がゲロゲロと聞こえてきます。
とっくに夏は終わったというのに、ヤリそこねたカエルのオスが、メスを求めてヤラせてくれよと鳴いているのでしょうか。
私が大急ぎで走って行くと、公園のトイレの前の電信柱の横で、桃ちゃんの待っている姿が見えました。

