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ランジェリーショップ
第1章 はじめての下着
何枚か手に取ったブラを僕に見せてきました 「純くんどれにする?」と聞かれます お姉さんの手には華やかなブラが数枚あります 「ど どれでもいいです」よそのお客さんもチラッと視てみないふりをしています ピンクの小花柄のブラが目に入ってきます そっとそれを指差しました 「これ可愛いわよね いいわ これにしましょう ねえ ランジェリーはいらないの?」 「え! ランジェリーって?」と聞き返してしまいました 「キャミとかスリップよ」 「ぁ~」と小さな声で「ハィ ホシイデス・・・」 「いいわよ」と僕を引っ張ってキャミソールやベビードールのコーナーに行きました 僕は思わずウットリしてしまいました 「あら~ 目がちがっちゃってるわ~ いけないこね」 また急に下をむいて赤くなります 「カワイイ」と耳元で言われます 「アンダー85をみてあげるね」 そこには赤 ピンク パープル ロングからフワフワしたのも みてるだけでもドキドキします これを着たらどんな感じなんだろ~ こんな短めのベビードール着てみたい するとお姉さんは「あ~ こんなかんじのベビードールも欲しいんだ いいわよ このピンクのフリフリのベビードールがいいかしら」「えーいいですよ なんか値段も高そうだし」と言うと 「大丈夫よ ねえその代わりお願いがあるの これ着たとこみせてくれる?」 「ェー!」 「ダメならいいわ 買わないから」「えー そんな~ 恥ずかしいですけでど~ ・・・ わかりました」 「よかったわ 買ってあげるね」 「アリガトウゴザイマス・・・」 ブラとパンティそしてフリフリのベビードール 店員さんはニコニコして 「アラ~ ステキね~」そう言って僕を見てきます 僕はすぐに下を向きました 店員さんは「また来てください」と声をかけてくれました 綺麗な紙袋を受け取るとお姉さんは 「行きましょう」とランジェリーショップを出ました 後ろから「ありがどうございます」と 「どこに行くんですか?」と聞くと「私のマンションよ」電車で何駅かで降りるとオートロックの大きなホテルのようなエントランスがあるマンションの15階です エレベーターを降りると一番奥の部屋でした 「どうぞとスマホをあててドアが開きました 「すごいですね~」 「入って」 すごくいい匂いのお部屋です ドキドキしてきます 角のお部屋で 窓からは東京タワーが見えます