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第2章 【それぞれの葛藤】

あぁ……もうダメだ、この視線。
逃げられないのわかってて煽ってきてる。
パフッて掌で迫りくる唇を止めたのにいとも簡単に払われて。




「何、その抵抗……弱過ぎ」




結局受け入れてしまうキス。
こじ開けてくる舌先も許してしまう。
腰から引き寄せられて密着する身体は一瞬で熱を帯びていく。
当たってる………でも待って、章介とシた後だよ？




「ハァハァ…待って……シャワー浴びたい」




「一緒に浴びよ？元旦那の匂いなんか俺が消してやるよ」




気付いてて言ってる。
勢いよく手を引かれ浴室へ。
服も脱がぬままシャワーを浴槽へ向かって出す。
温かくなったのを確認して服の上から2人で濡れた。




濡れながら脱がされていく。
濡れた髪の鍵山さんとか、セクシー過ぎて直視出来ない。
でも下向いたら大きくなったアソコが目に入って。
すると目の前で鍵山さんはしゃがみ込んだ。




「え……？」




浴槽の縁に片脚乗せられクンニの体勢だ。




「あ……やっ…やだぁ…っ」




「嫌じゃないでしょ？」




「んんっ……はんっ…」




卑猥な音が浴室に響く。
バキュームからのクリ舐めで攻めたてる。
一気に頭に血が上る。
前からも後ろからも膣穴に指が挿入るの。
立ってられないくらい喘いだ。




「あぁん…はんっ……あぁ…ダメ、それダメ…っ」




ヴァイブのように小刻みに動く鍵山さんの指でGスポットを刺激し、クリトリスを舐め続けられたら即クリイキしてしまう。
痙攣して浴槽の縁に座り込んだ。




シャワーを浴びながら今度は私がその体勢のまま鍵山さんにフェラチオを始めるの。
座って目の前にあったら自然と手は伸びて欲してしまった。




「あっ……ふぅ……すげぇ上手……欲しかったんだろ？あぁ…舌遣いヤバいね」




毎回ちゃんと言葉にして伝えてくれる……職業病なのかな。
良かった、私のフェラ満足してくれてるみたい。
うん、睾丸もマッサージしながら射精を促していく。




ダメ……足りない。
立ち上がり手コキに変えて乳首に舌を這わせた。
舐めながら目を合わせるの。
感じてる顔、もっと見せてよ。
目つき変わったの気付いたの？