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ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第3章 【秘密の伏線】





答えた瞬間、唇が重なった。




意外………こういう雰囲気になると結構肉食系なんだね。
一生懸命舌動かして絡めてくる。
目閉じて可愛いキス顔。
でも慣れてないのすぐわかっちゃうの。




タンクトップの中に手が忍び込んできて首筋に唇が這う。
トップに触れてきて転がしてきた。
捲り上げると同時に脱がされる。
下のショートパンツも一気に脱がされた。




「あ………ベットの方が良いですよね」




「ん……此処で良いよ、余裕ないでしょ?」




「は………はい」




キスしてまた寝かされて両手で胸を弄ってる。
舌先で転がされ胸を突き上げた。




「綺麗です……アキ先生のおっぱい」




「想像と違った?」




「いえ、想像してた以上に綺麗です」




「ねぇ、焦らしてないでもっと舐めてよ……胸だけじゃなくてアソコも」




あら、興奮させちゃった?
ショーツ脱がせて内腿あたりに何度もキスしていざクンニしようかというその時に、突然鳴り響いたインターホン。
しかも帰る気配はない。
2度目が鳴る。





飛び起きて
「ごめん、やっぱ服着て」と告げる。
自分も慌てて服を着てモニターに出た。





「はい、鍵山さん?え、打ち合わせありましたっけ?」





モニターに映る鍵山さんはいつものようにクールに立っている。




「あぁ……いや、近くに来たもんだから……ケーキ…食うかなって」




「え、ヤッタ!今ちょうどアシスタントの子も居るんですよ」




「えっ!?」




「開けますね」





解錠して、帰ろうとしてる蓮くんを止めた。




「大丈夫、いつも通り仕事してて」




「あ……はい」




もう収まったみたいだしタイミング悪いけどこれで良かったのかも知れない。
しかし恐るべし、鍵山パトロール。
最近やたら来るな。
打ち合わせないのに来たりする?




玄関までお迎えしたらボソッと
「2人きりだと思ったのにな」って下心丸出し。
「ありがとうございます」とケーキを受け取った。




中に入ってきて、アシスタントが蓮くんだけだから更に驚いたみたい。
男と2人きり!?みたいな顔してこっちを見てくる。









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