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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第24章 鏡
泣きじゃくる私の頬をあの人の暖かい手が包んでくれた。

冷え切った私の心は温もりを求めていたんです。

『好きだ・・・・奥さん・・・・。』

重ねた唇から伝わる熱い囁き。

あの人、言葉巧みに私を操っていった。

『私も・・・・好き・・・・。』

裏切りへの復讐とはいえ、愛の言葉を返す私は自分でも信じられない位、淫靡に調教されてしまったんです。

(い、いやらしぃ・・・・・わたし・・・・。)

会ったばかりの見知らぬ男なのに。

夫以外の男に抱かれたのは初めてだった。

『どうだ、映見・・・・自分で入れた気持は?』

『い、いやぁ・・・・・。』

紳士的な優しい態度から一転して、下品な言葉で私を責め立てる。

『返事はどうした、映見・・・・。』

『ああ・・・・はいぃ・・・・いいっ・・・凄く、いいのぉ・・・。』

私、命じられるまま声を出していた。

快感が身体中を駆け巡る。

マゾって、こんな気持なのかしら。

『ああ・・・は、早くぅ・・・。』

だから私、凄くイヤラシクなっちゃった。

『き、来てぇ・・・・。』

恥かしい姿でオネダリするんです。

『ああ・・・もっと・・・もっと苛めてぇ・・・。』

突き出したヒップをくねらせる私が映っている。

四つ足で入れられるのを待っているの。

大きな鏡の前でするセックスは凄く興奮する。

『欲しいか、映見・・・?』

裕君、わざと焦らすように聞く。

『ああ・・・・お願いっ・・・・お願いしますぅ・・・。』

私、まるでメス犬のよう。

『あぐぅー・・・・・。』

快感が突き刺ささる。

『フフフ・・・・。』

鏡の中で裕君が笑っている。

『あぅっー・・・・あうっ、あっあっ・・・・・あああっー・・・。』

その顔はあの人に重なり、更なる官能がふくれあがっていくんです。

『感じたんだろう、映見・・・。』

『ご、ごめんなさいぃ・・・。』

二人の心は、不条理な炎を燃え上がらせていく。
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