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時と運命の調律者
第24章 絆と繋がり 前編
 まるで楽器を奏でるように軽快な、しかし丁寧なリズムとテンポで膣口を“これでもか”と言うほどに弄(まさぐ)り続けて来る。

 時々、“ピリッ”とする痛みを感じる事もあるにはあったがそれも僅かな間の出来事だったし、それに段々と自分でも入り口付近やちょっと入った所までが、つまり処女膜周辺が、“広げられている”と言うのは実感出来るようになっていった。

「はうぅぅぅっ!?ひゃぁっ、ひゃうっ。ああん、ああああ・・・っ!!!?くはぁっ。はあはあ・・・っ。あ、あああっ!?あああんっ。きゃうぅぅっ、ひん、ひゃうぅぅぅ・・・っ!!!」

 少女の透明感のある、それでいて甘ったるい嬌声が、部屋中にこだまするが事実としてメリアリアは、この時既に何度か軽く達してしまっていた、蒼太にアソコを弄(いじく)られている内に次々と感じて昇り詰めていたのだ。

 凜とした可憐なその顔は快楽に歪み、白くて小さなその身体もまた、大粒の汗に塗れていた。

 特注の二人掛けカウチソファは、垂れてきた愛液でベチョベチョになっており、座席の部分に大きな染みが滲む。

「ひゃう、はんっ。ああああ~っ!!?ああああああ・・・っ!!!ぷはぁっ、はあはあ・・・っ!!!あああん、ダメッ。見ちゃダメッ。あああん、あうっ!?ひゃあっ!!!」

 それでも蒼太は少しも手を休める事をせずに、ただひたすらに恋人の膣内(なか)を掻き回し、伸ばし、和らげる。

 その手つきがメリアリアをして極度に感じさせていることは知ってはいたものの、身体を解さなければならない都合上、この性感マッサージを止める訳にはいかなかった。
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