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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第7章 別れた夫
パネルにはたくさんの映画が上映されていることを僕たちに伝えていた。
「どの映画にしようか…」
特に観たい映画もないので
僕は聡子に選んでいいよと伝えた。
「じゃあ、私、この映画がいいわ」
そう言って選んだのがゾンビもので
いわゆるホラー映画だった。
情けないと言われそうだが
僕はスプラッター系のホラー映画が大の苦手だった。
でも、情けない男と言われるのも恥ずかしいし
僕は勇気を出してその映画のチケットを二枚買った。
あまり人気がないのか
場内はガラガラだった。
ガラガラというよりはほとんど貸切状態だった。
平静を装いながらも、僕は内心ドキドキしていた。
場内が暗くなって上映が開始されると
始まってすぐに惨殺シーンが目に飛び込んできた。
もうこうなると平静を装うどころではない。
僕は「ヒャ!」と叫んで思わず隣の彼女の腕にしがみついてしまった。
「あ!ごめん!」
慌てて僕は手を離そうとした。
だって聡子の腕にしがみついた僕の手の甲が
貧乳だけど小ぶりの乳房に触れてしまっていたから…
「いいのよ…」
聡子は暗がりの中で優しく微笑んでくれた。
しばらくして聡子が
「怖い時は手を温めると落ち着くらしいわよ」
そう言って腕にしがみつく僕の手を取って
静かに太ももの間に挟んでくれた。