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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第16章 映し出された実像
「俺達の仲じゃないか、ナアッ理恵・・・?」

「はい、パパ・・・。」

そう言うが早いか、理恵の唇は山岡の分厚い唇に絡め取られていった。

理恵は抵抗するどころか自分から腕を男に絡め、うっとりと目蓋を閉じるのだった。

「ンッフッ・・ンンン・・・・。」

二人は愛し合う恋人のように舌を絡めあい、ピチャピチャと音をたてて味わっている。

「り、理恵・・ちゃん・・・?」

何分たったであろうか、いやほんの数秒であろうか。

我に返った涼子は、今になって初めて自分が騙されていた事を知った。

理恵もグルであったのだ。

そう考えれば、全て理屈があう。

今までの不自然で不可解な事件は、全て愛すべき涼子の天使である理恵が絡んでいたのだ。

悲しさと屈辱で爆発しそうな涼子の前で、二人は見せつけるように互いを貪っていた。

「んふっ・・んんんん、ぐぅ・・・・んん。」

不条理な光景が、涼子をズタズタにする。

「んふぅ・・・。」

やがてひとごごちついたのか、理恵は男の肩にチョコンと頭を乗せると、斜めの視線で涼子に白い歯を見せるのであった。
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