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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第16章 映し出された実像
「え・・・・・・・?」

呟くように声が出た。

それは、幻影だと思っていた。

不条理な欲望。

作られた記憶なのだと。

『あっあっあ、あんっ、あんっ、いいっ・・・。』

閃光が、涼子に走る。

何故だろう。

何かが違う。

理恵の声ではない。

「そ・・・・ん・・な・・・・?」

目を凝らした涼子に、信じがたい光景が飛び込んできた。

『いいっ、いいっ、いいのぉ・・・。す、すごいっ・・いいー、ああああー・・・・。』

「わ、わた・・・し・・・・・?」

涼子が叫んでいた。

山岡の太い首にしがみつきながら、狂ったように腰を使っている。

正真正銘、自分の姿であった。
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