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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第5章 千円札
「へへへぇ・・・。そんなのぉ、無理やりやっちゃって写真を撮って、おどかしゃあ、いいじゃないですか。」

「捕まったら、どうするんだ?」

「そん時はそん時で・・・。」

山岡のごつい手が田代の頭に飛んだ。

「いてっ。」

「だから、お前はバカなんだよっ。」

田代はベソをかいたような顔をしている。

山岡は畳み掛けるように続ける。

「いいかぁ・・・、たかが女一人のために人生かけてどうすんだよ。そんな三流ポルノ小説みたいなのが、実現するわけねえだろう?よく考えてみろよっ・・・。」

啓造に言われて、田代は黙り込むしかなかった。

たしかに啓造の今の地位を全て捨ててまで、一人の女を犯すには代償が大きすぎる。

田代であれば、まだ別であるが。

「俺ぁな、別に地位や財産が惜しい訳じゃねえんだ。どうせ、いつか人間は死ぬんだ。」

そして、ビールを一気に飲み干した。

「只なぁ、命をかけてまでやるんなら・・・惚れさせなきゃダメさ。」

「惚れる・・・スか?」

あんないい女が啓造みたいな獣にと、田代は思ったが、さすがに声に出しては言える筈もなかった。

「そう、それこそ奴隷として調教するのさ・・・。アイツから、抱いてくれと懇願させるんだよ。」

「そ、そいつは・・・・いいやぁ・・・。」

田代の喉が鳴った。

「だろ?それぐらいじゃなきゃ勝負する気にはなんねえな・・・。そいでよう、あの涼子様に、俺様のぶっといのを咥えさせるのさ。」

「い、いいっすねぇ・・・。」

あの、お嬢様の涼子様が咥えるところを想像するだけで、田代は興奮するのだった。

田代に受けたので、啓造は上機嫌で続ける。

「実はな、昔、趣味で小説を書いてたんだよ。勿論、ポルノもだ・・・。俺のは立つぜぇ・・・。」

「へぇー、先生のじゃあ、オモシロそうだ・・・。」

田代は本気でそう思った。

「だからよ、やるからにゃあ、綿密に計画を立ててだな・・・・。そう、無理やりはダメだ。訴えられたら元も子もないし、面白くねぇ・・・・・。絶対に、向こうから股を開かすんだよ・・・・。どんな手を使ってもなっ・・・・。」

啓造は残りのビールを美味そうに飲み干すと、不適に笑った。

「慌てちゃあ、ダメだ・・・。」

溜息ともつかない口調で言う。

「種をまくんだ。まんべんなく・・・な。」
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