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第25章 失われた理性

「ああっああっあんっあんっあんっ・・。ご主人様ぁ・・・涼子ぉ・・・してるのぉ。　山岡さんとぉ・・・セックスしてるぅ・・。」

自から興奮の渦に飛び込んでいく。

大嫌いな男の名を口にして汚していく。

涼子はそんな自分が嬉しかった。

生まれて初めて自由になれた気がするのだった。

「あああっー・・・あんっあんっあんっ。　あっー・・・はぁっはぁっはぁっー・・。」

大きく口を開けて涼子が吠えていく。

ダブルベッドの上で後ろから抱えられ、男の膝の上で突き上げられていた。

切れ長の両目から涙が滲み、睫毛を光らせている。

「あうっー・・あうううー・・いやぁ・・。」

浅黒い山岡の両腕が、Ｆカップを鷲づかみしながら巧みに涼子を操っていた。

「おおおううっ・・・す、凄いぞぉ・・。涼子ぉ・・・こんなに締めつけて、おおっ。　嬉しいんだろう・・・おおおあああっ・・。」

首筋に舌をはわせながらイタブル。

「いやっ、いやっいやっいやぁ・・・。こ、こんなのぉ・・・い、いやぁ・・・。」

言葉とは裏腹に、涼子の右手は男の頭を後ろ手に抱きしめながら唇を欲しがっている。

男が舌を差し入れてやると、自分から激しく絡ませた。

「ああ、んふっ、んふっんふっんふっ。」

声を曇らせながらも、リズムを取って踊っていく。

「あふぅー・・・んん、んんっんんっ。ご主人様ぁ・・・ひ、ひどぉ・・いぃ。」

ピチャピチャと音を立てては恨み言を放つ。