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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第25章 失われた理性
『あふぅー・・・んん、うふぅー・・んん。』

後ろ手に山岡を誘いながら、アグラの上を涼子は淫靡に腰をくねらせている。

山岡はたった二日の間での涼子の豹変ぶりに、自分でも驚いていた。

涼子は正真証明のマゾだったのかもしれない。

余りの成功に笑みを零している。

二人の間に深い絆が生まれていた。

昔からの恋人同士のように戯れている。

その時、理恵が持つ携帯の呼び出し音が、涼子を夢から目覚めさせたのだった。

大きく目を開けたま、ま理恵が持つ携帯電話に視線を釘付けにしていた。

『わっ、どうしよう・・・本当にきちゃったみたい・・・達彦さんから・・・。』
理恵の声に涼子は真っ青になった。

『いやっいやっ、切って・・お願いっ』

山岡と繋がっている事も忘れて、必死に声を出している。

(こ、こんな・・・こんな所を・・・。)

大変な事になるのは明白だった。

兎に角、電話を切らなければ。

身を乗り出そうとした時、男の強い力に呼び戻されてしまった。

『あうっ・・・・な、何を・・・・。』

振り向いた涼子の顔は、無気味に笑みを浮かべる山岡の表情に凍りつくのだった。

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