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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第26章 バックミラー
ようやく車が山岡の家の門をくぐると、玄関の前に理恵が立っていた。

涼子は見付けたとたん、顔を輝かせながら手を振った。

涼子の愛する天使。

そして淫靡なプレイのセックスパートナーでもあった。

二人は見詰め合うだけで濡れてしまうほどになっていた。

田代は短いドライブの終わりを自覚したのか聞こえぬように舌打ちした後、静かに車を止めた。

そしてギラツイタ視線を理恵に送った。

理恵は一瞬その視線を受けとめると、すかさず強烈な嫌悪感の眼差しを田代に返した。

それは田代が山岡の手下であり、理恵や涼子とは全くランクの違うものだと告げている。
田代は目を伏せてこの屈辱に耐えていた。

何故自分だけが仲間はずれになるのか。

理恵と共に涼子を罠にかけたのに相変わらず見下されている。

勿論、山岡が普段そういう態度をするからではあったが。

なまじ気を許すと、忙しい身の山岡にとって留守の間、飼い犬に理恵や涼子を食い散らかされたら大変なのだ。

だから理恵にも普段から田代の事は呼び捨てにさせていた。

さすがに理恵も涼子も、面と向かっては言わなかったが明らかに下に見られているのだ。

「いらっしゃい、ベスも一緒なんだぁ・・・。」

理恵と涼子が歓声を上げながら玄関に消えていくと田代は大きく溜息をついた後、車をガレージに運んでいった。
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