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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第27章 拒絶の代償
「パパ、やめてぇっ・・・。」

理恵が思わず叫ぶ。

しかし、凄い形相で睨む山岡に声が消える。

「うるせぇっ、黙ってろっ・・・・。オイ、涼子よぉ・・・俺に恥かかす気か?お前さっき、犬以下になるって承知したろ。」

グイグイ鎖を引きながら言う男の力を、涼子は必死に受けとめ鎖を押えている。

声も出ない。

しかし頭の中では悲痛な叫びが響いている。

(そんなぁ・・・いやっー、いやぁー・・。)

涙が止めど無く流れてくる。

やっと緩めてもらった首輪を押えながら、山岡を見る目が哀願するように潤んでいた。

どうしてこんなヒドイ事を命じるのか。

いくらメス犬として調教されたと言っても、山岡の野獣の魅力に捕らわれたからだ。

あれほど嫌い、憎んでいたのに今は心から愛しているというのに。

夫ならいざ知らず、他の男に抱かれろという。

しかも、いいつも自分の目の前でさげすんでいた田代なのだ。

「おいっ、ボヤボヤしてるんじゃねえっ。」

山岡に促された田代が探るような足取りで近づいてくる。

おぞましい嫌悪感が涼子の身体中を走っていく。

「い、いやぁ・・・・。」

田代の手が肩に触れた途端、か細い悲鳴を出した涼子は、今度は山岡の太ももにしがみつくように顔を伏せるのだった。
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