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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
涼子は、怒りで何も言えなかった。

セクハラどころでは無かった。

これはりっぱな暴行事件である。

しかも、選挙運動のジャンパーを着ている。

胸元に書いてあるスローガンは、皮肉にも「クリーンな政治を」とあった。

「ほらよぉ、何も、合成じゃなくてもいいんだぜぇ・・・。直ぐにでも、バラ撒いてやろうかぁ・・・?」

チンピラがほえている。

涼子が興奮で真っ白になった顔を上げると意外な事に、うろたえている山岡に気づいた。

咄嗟の判断で、その数枚の写真を取り上げると、シッカリと握りしめた。

そして大きく息を吐き、頭を整理させるために俯いて考えるのだった。

田代は遂にやり込めた喜びで山岡の顔を見たが、凄い形相で睨まれると怯えた表情に変わった。

理恵は手を覆ったまま泣いていた。

涼子には知られたくなかったのだ。

本当の自分の姿を。

山岡には口止め料として金を貰っていた。

その代わり、かなり際どく蹂躙されたのだ。

これは後になって涼子に説明した事ではあったのだが。

それは涼子にも大体の察しはついていた。

この卑劣な写真を見ればよく分かった。

あの妖怪が理恵に手を出さない筈はないと思っていたのだ。

それにしても、選挙中に堂々とセクハラした写真を撮っておくとは。

下品で無知な男達のする、バカな行動である。

涼子の頬が微かに動いた。

そして顔を上げると、勝ち誇るような表情を男達に向けた後、理恵の肩を抱くようにして優しく言った。

「心配しなくてもいいのよ、理恵ちゃん。」

そして再び顔を上げ、男達の顔を見比べながら笑みを浮かべるのだった。
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