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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第10章 甘いキス
激しい乾きを覚えた涼子はコップを手に取ると、ジュースを飲み干すのだった。

不条理な切なさが込上げてくる。

信じていた者に、裏切られるような。

何故、こんな事をするのだろう。

男の欲望に屈した屈辱的な行為である。

どうしてイヤな顔をしないのか。

胸の鼓動が激しくなってくる。

いつの間にか、涼子がページをめくる早さが増していた。

次々と淫靡なシーンが涼子の目に飛込んでくるにつけ、長い足をモジモジと動かす自分に気がついた。

(いや・・・だ、濡れてる・・・。)

涼子は慌てて浴室の方を見やると、本を閉じて慎重に元の位置に戻した。

理恵はシャワーを終えたのか、ドライヤーの音が間断なく響いている。

涼子は、自分がまだパンティーを履いてない事を思い出した。

普段、家でする習慣を忘れていたのだ。

汗がひくまでは、いつもバスローブだけでいる涼子であった。

下着を取りに脱衣室に戻ろうと思ったが、理恵がまだいるので、さすがに恥ずかしくて行けなかった。

涼子は顔を赤く染めると、バスローブの裾を直しながら理恵が出てくるのを待った。

頭が痺れ、クラクラする。

急に酔いが廻ってきたようだ。

涼子はテーブルのコップにペットボトルからジュースを注ぐと、喉に流し込んだ。

一瞬の清涼感はあるのだが、酔いが覚めない。

そんなに酒に強い方ではないので、今夜はもう飲まない方がいいだろう。

それにしても、と思う。

今、理恵の部屋にいるのだ。

二人きりで夜を明かす。

心臓が早鐘の如く鳴っている。

「アッー、良い、気持ちぃー・・・。」

例の甘えるような声を出して、理恵はリビングに入ってきた。

下着を付けにいこうと立とうとした涼子に、ぶつかるようにしてソファーに座るので涼子もバランスを崩して座ってしまった。

足元も相当にふらついている。

しかしパンティーをはいてないおぼつかなさから、バスローブの下が気になって懸命に裾を押さえている。
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