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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第10章 甘いキス
しかし、すぐに滑らかに黒髪の上を滑らすと優しく声を出した。

「私も・・・。」

不意にあげられた理恵の瞳に、涼子は吸い込まれるように目を合わせた。

右手は、まだかすかに揺れている。

「うれしい・・・涼子様。」

理恵の唇から白い歯が零れた。

軽い電流が涼子の身体に走ると、身体の中心から感動が吹き出てくる気がした。

「好きっ、大好き・・涼子様・・・。」

甘い声が、甘い吐息と共に近づいてくる。

頭が重い。

涼子の右手は理恵の頭を抱えたまま、引き寄せられていた。

「愛しています、涼子様・・・。」

瞳の光が揺れている。

「理恵・・・ちゃ・・・。」

涼子の言葉は、理恵の形の良い唇に絡め取られるように消えてしまった。

理恵の細い両手は、涼子の脇をすり抜け背中をさ迷いはじめている。

涼子の右手も理恵の頭を抱え、左手もしっかりと背中を包もうとしていた。

(私も・・私も愛している、の・・・。)

涼子の言葉は、心の中で続けらていた。

勿論、その想いは唇が伝えるのだった。

「ん・・・んん・・・ふ・・・・。」

頭が痺れてくる。
何も考えられない。

(理恵ちゃん・・・理恵・・・・。)

唇の柔らかさだけが感じられた。

「あ・・・ふ・・・む、ん・・・・ふ・・。」

舌が絡み合う。

二人は互いを貪るように味わっていく。

視界が白くなる。
何も見えない。

一度だけ薄目をあけた涼子に、理恵の長い睫毛のカーブが見えた。

それが一瞬光ったのが涙のせいだと気づいた時、一層激しく理恵を絡め取るのだった。

涼子の視界が、白く染まっていった。
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