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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第11章 フラッシュバック
白い波が押し寄せる。

何かが膨らんでいく。

引いていく波が見えた。

何か、置いてゆかれるようで寂しかった。

再び波が押し寄せる。
白く大きなしぶきをあげて。

涼子は嬉しかった。

波に、真っ白な波に抱かれてそのまま飲み込まれたかった。

全てを投げ出したい。
自分の全てを波に委ね、漂うのだ。

砕け散る波のしぶきに合わせて叫んだ。
思い切り腹の底から叫ぶ。

気持ち良い。
何て気持ちが良いのだろう。

もっと強く。
もっと激しく。

波よ、白い波よ。

自分を粉々に砕く程、抱きしめて欲しい。

涼子は白い闇の中で笑みをもらしていた。

白さが薄れていく。

青く変わったかと思うと、黒い獣が現れた。

獣が牙を剥き涼子に襲い掛かる。

それでも涼子は怖くなかった。

引き裂かれ、食いちぎられる事を期待する。

もっと、そう。

もっと激しく噛むがよい。
少しも痛くない。

涼子も獣を噛む。
美味しい。

血の味がする。
獣になっていく。

涼子の本能が呼んでいる。
獣になるんだと。

叫ぶ。
激しく、大きな声で。

気持ちが良い。

バラバラになり、砕け散る。
私は獣になったんだと。
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