この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第14章 呪い
「これは、お前達に与えられた試練なのじゃ・・・・。お前達の互いを想う心が、本物だとしたら交わる事は可能な筈・・・。外見に惑わされず、愛を確かめ合ったその時、呪いは解けるじゃろう・・・。」
愛は涙で濡れた瞳を凝らし、ジッと淫魔の声を聞いていた。
「どうするかは、お前の勝手じゃ・・・。このまま徹を捨て、我々と共に淫靡な快楽を貪るもよし、好きにするがいい・・・。」
愛は横たわる男を見た。
顔も身体も、徹とは似ても似つかない。
だが、込み上げる愛おしさに男への強い想いを感じた。
愛は決心した。
男と交わろうと。
どちらにしろ、淫魔達と何度も欲望を貪ったのだ。
しかも大嫌いだった町田達と、だ。
大切にしていたヴァージンは、60歳の校長に捧げてしまった。
今更、失うものなどない。
外見は見知らぬ男であろうと、徹である事は変わらない筈だ。
淫魔が言う通り心を込めて愛し合い、徹の精気を身体に受け止めよう。
そして呪いを解いて、徹の身体を元の姿に戻すのだ。
「わたし・・・・・やります。」
愛はハッキリした口調で、淫魔に告げた。
決意が表情に表れ、瞳がキラキラと輝いている。
愛は涙で濡れた瞳を凝らし、ジッと淫魔の声を聞いていた。
「どうするかは、お前の勝手じゃ・・・。このまま徹を捨て、我々と共に淫靡な快楽を貪るもよし、好きにするがいい・・・。」
愛は横たわる男を見た。
顔も身体も、徹とは似ても似つかない。
だが、込み上げる愛おしさに男への強い想いを感じた。
愛は決心した。
男と交わろうと。
どちらにしろ、淫魔達と何度も欲望を貪ったのだ。
しかも大嫌いだった町田達と、だ。
大切にしていたヴァージンは、60歳の校長に捧げてしまった。
今更、失うものなどない。
外見は見知らぬ男であろうと、徹である事は変わらない筈だ。
淫魔が言う通り心を込めて愛し合い、徹の精気を身体に受け止めよう。
そして呪いを解いて、徹の身体を元の姿に戻すのだ。
「わたし・・・・・やります。」
愛はハッキリした口調で、淫魔に告げた。
決意が表情に表れ、瞳がキラキラと輝いている。