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第19章 処女の痛み

遂に繋がったのだ。

校長として愛を犯した時は、モニター越しに愛の切ない表情を見ていた。

だがそれは、シュミレーションデータによって解析された想像の顔でしかない。

今はゴーグル越しではなく、素顔の愛が苦痛に耐えながらも健気に男を見つめながら受け入れてくれているのである。

「ああ・・・・嬉しい・・・私たち・・・・今・・・一つになったのね・・・。」

男は繋がったまま、動かないでいた。

このまま。

そう、しばらくこのまま抱きしめていたかった。

「愛している・・・好きだ・・愛・・・・。」

「私も・・・愛しています・・・徹君・・・・。」

二人は見つめあい、同じ時間を共有していた。

一つに繋がった身体は、ペニスとヴァギナから伝わる官能に打ち震えている。

１５歳の美少女と愛の結合を果たした野島は、天のも昇るような気持ちで幸福をかみ締めていた。

今、自分は同じ年の少年として少女とセックスをしている。

過ぎ去った青春を最高の形で取り戻したのだ。

もう、死んでもいい。

野島は強く愛を抱き寄せた。