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VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第4章 罠
片手で愛を抱きながらアポロンの右腕がしなった。
「ヒャー・・・・。」
逃げ出そうとする校長の目の前を手裏剣がかすめ、床に刺さった。
「お、お許しを・・・・。」
醜くたるんだ腹をだらしなく出した校長は、両手を合わすようにひざまずいた。
あれ程エレクトしていたコックが、小さくしぼんでいる。
徹は愛にウィンクをすると抱いていた手を離し、麗子のそばに近寄った。
「大丈夫ですか、先生・・・。」
全身裸の教師の姿に顔を赤らめながら、自分の着ているマントをかけてあげるのだった。
「良かったぁ・・・・。」
救世主アポロンが麗子を解放しているのを見た愛は、心から安心してため息をついた。
そして、ユカ達の縄を解きにいった。
「あ、ありがとう・・・・愛・・・・。」
ミホもユカも官能に痺れたまま、トロンとした目をしていた。
無理も無いと愛は思った。
特殊な淫魔の催眠術にかかったのだろう。
自分でさえもコオロギのおぞましい愛撫に、感じそうになったのだから。
(でも・・・・。)
愛は罠に屈しなかった自分の意志の強さを誇りに思った。
(いいえ、それは・・・・。)
勿論それは徹への、救世主アポロンに対する深い愛情のたまものなのだ。
どんな敵が現れようと二人の気持ちを引き裂く事等、不可能なのだ。
「しっかりして、ユカ・・・・。」
乱れたセーラー服のボタンを留めるのを、もどかしそうに愛が手伝っている。
自分のように恋人がいない二人の親友に、心から同情していた。
だから、犯されても感じてしまったのだ。
あれ程嫌っていたアンパンとキスをするなんて。
(大丈夫よ、きっと今に素敵な人が現れるわ・・・・。)
愛はゲームだという事も忘れ、心から親友達の事を思いやっていた。
ようやく少女達に服を着させる事が出来た。
「ヒャー・・・・。」
逃げ出そうとする校長の目の前を手裏剣がかすめ、床に刺さった。
「お、お許しを・・・・。」
醜くたるんだ腹をだらしなく出した校長は、両手を合わすようにひざまずいた。
あれ程エレクトしていたコックが、小さくしぼんでいる。
徹は愛にウィンクをすると抱いていた手を離し、麗子のそばに近寄った。
「大丈夫ですか、先生・・・。」
全身裸の教師の姿に顔を赤らめながら、自分の着ているマントをかけてあげるのだった。
「良かったぁ・・・・。」
救世主アポロンが麗子を解放しているのを見た愛は、心から安心してため息をついた。
そして、ユカ達の縄を解きにいった。
「あ、ありがとう・・・・愛・・・・。」
ミホもユカも官能に痺れたまま、トロンとした目をしていた。
無理も無いと愛は思った。
特殊な淫魔の催眠術にかかったのだろう。
自分でさえもコオロギのおぞましい愛撫に、感じそうになったのだから。
(でも・・・・。)
愛は罠に屈しなかった自分の意志の強さを誇りに思った。
(いいえ、それは・・・・。)
勿論それは徹への、救世主アポロンに対する深い愛情のたまものなのだ。
どんな敵が現れようと二人の気持ちを引き裂く事等、不可能なのだ。
「しっかりして、ユカ・・・・。」
乱れたセーラー服のボタンを留めるのを、もどかしそうに愛が手伝っている。
自分のように恋人がいない二人の親友に、心から同情していた。
だから、犯されても感じてしまったのだ。
あれ程嫌っていたアンパンとキスをするなんて。
(大丈夫よ、きっと今に素敵な人が現れるわ・・・・。)
愛はゲームだという事も忘れ、心から親友達の事を思いやっていた。
ようやく少女達に服を着させる事が出来た。