この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第5章 淫魔達の逆襲
「んふぅっ・・・嬉しいっ・・・もっと・・・もっと、感じてぇ・・・・。」

「ああっー・・・。」

麗子に愛撫されるまま、官能の声を叫ぶ一人の男であった。

「んっ・・・ふっ・・・んふっ・・・んふっ・・・。」

「ああっ・・・・ああっ・・・・ああっ・・・・。」

曇った声と恋人の悲鳴が交錯する姿を、愛は見つめ続けていた。

視線を外そうとしても出来ない。

何かに操られているように、心が縛り付けられている。

「ああ・・・・・。」

愛はもうその名を呼ぶ事も無く、掠れた声を漏らしていた。

これ以上、傷つくのを恐れ、無意識に心を閉ざしているのかもしれない。

又、金属音が鳴った。

「ああ・・・・・・。」

その度に、愛の身体は反応する。

残酷な仕打ちに凍りついた心を揺さぶるように、音が染み込んでくる。

徐々に、熱い感情がこみあげていく。

「んふっ・・・んふっ・・・。」
「先生っ・・・先生っ・・・。」

二人の息遣いが胸に迫る。

「ああ・・・・。」

熱い吐息が愛の唇から漏れる。

大きな瞳は潤んだように濡れ、光っている。

二人を見つめる愛は全く別の感情を抱き始めていた。

それは嫉妬だけではなく、羨望に似た気持ちだった。

「す、凄い・・・・・・。」

愛は自分が興奮しているのを意識していた。

胸の鼓動が激しく脈打っている。

/151ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ