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VRの罠(汚された愛と勇気の戦士達)
第5章 淫魔達の逆襲
(ああ・・・・わ、わたし・・・・。)

そう、愛は羨ましく感じていたのだ。

ケダモノようにペニスを貪る麗子が、凄く幸せそうに見える。

男の性器を咥えるというおぞましい行為なのに。

何か神聖な儀式のようにさえ思えてしまう。

生命の根源にある本能の如く、少女の心にも何かが芽生えようとしていた。

「愛・・・・。」

町田の手が少女の指を導く。

「あっ・・・・。」

それが指に触れた瞬間、衝撃が走った。

太く反り返るペニスが直ぐ目の前にあったのだ。

(す、すご・・い・・・・。)

愛は息を飲んだ。

こんな近くでみるのは勿論、初めてだった。

おぞましい姿は徹のものよりも更にクッキリと迫ってくる。

目をそむけようとしたが出来ない。

心の何処かで求めているのだろうか。

食い入るように見つめている。

血管の一本一本が絡まるように亀頭に向かって伸びていた。

赤黒いカリ首から透明な液体がにじみ出ている。

むせ返るような匂いが鼻腔をくすぐる。

ケダモノの匂いだ。
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