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痴漢
第1章 電車の中で
 私の手がどいたことをいいことに、男はパンティーもろともストッキングを下に下ろすと、割れ目の中に指をプツリといれてきた。
「あっ……」
 突然の強い刺激にふさいでいる口から声がもれてしまう。男はそんなことお構いなしに、愛液で濡れた指で、クリをゆっくりと撫で回しだした。
「うぅぅん……はぁん……」
 あまりの気持ちよさにどうやっても声が少し漏れてしまい、周りに気づかれてしまわないか、もう気が気でなかった。それなのに、私のあそこはもっと触ってとうずいているようで愛液が溢れて止まらなくなっていた。
 両手で口をおさえなんとか耐えているものの、男の指の動きはどんどんはやくなり、んぅんっとおさえきれないものが漏れ出てしまっていた。
「うーん……」
 イク、イッちゃう。
 電車のたくさん人のいる中で、知らない人にクリちゃんいじられてイッちゃう……。私の腰は男の指に更にクリを押し付けるように小刻みに動いていた。
 男はその動きにイキそうになっているのがわかったのか、更に指を激しく動かし、クリを撫で上げている。

 あ……あぁ……イクッ……!

 私はそのまま男にイかされてしまい、力が抜け男にもたれかかってしまった。
 それは丁度次の駅に着いた時のことだった。
「大丈夫ですか?電車を降りて休んだ方がいいですよ。すみません、降ります!体調悪いみたいで、道開けてください!」
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